レポートVol.63 東日本大震災津波被害-被災文書救出の記録 補足
東日本大震災津波被害 - 被災文書救出の記録 補足
当研究会のレポートVol.43、44、46にて掲載した上記のレポートの補足として、折りたたみクリーニングボックスの設計図を紹介させて頂きます。
2015年3月3、4、5日の三日間、独立行政本人奈良文化財研究所主催の「文化財の防災に関する研究集会」が行われ、当研究会の長友馨が「被災資料のドライクリーニング」について、その経験とまとめを発表させて頂きました。
その中で、このクリーニングボックスについて紹介し、上記研究集会に参加された方々の強い関心を集めました。クリーニングボックスは、作業時に舞い上がる土やホコリ、黴などから作業者の健康を守るのに欠かせない装置で、簡便なものから重厚なものまで様々な形態があります。今回紹介するものは長友の考案による、折りたたみ可能かつ手軽で安価なボックスです。多くの方々に利用して頂けると幸いです。
【 組 み 立 て 】
![]() 1) 折りたたみクリーニングボックス |
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![]() 2) 開 く |
![]() 3) 折り曲げ部分をスリットに入れる- 1 |
![]() 4) 折り曲げ部分をスリットに入れる- 2 |
![]() 5) 上部透明シートを被せる |
![]() 6) 完成 ― クリーニング・イメージ |