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レポート24 |
■フランス紙漉き体験記(1) (2008年9月8日〜12日) NPO法人書物研究会 代表理事 板倉正子 |
手漉きの洋紙 「手漉き」といえば「和紙」の話で、「洋紙」に手漉きがあるとは、製本をはじめるまで長い間知らなかった。書物修復の仕事をするようになって、ヨーロッパの美しい手漉き紙に接する機会が多くなり、漉き目や透かしに関心を持つようになった。 現在でも手漉き紙は、イギリスやイタリア、フランスなどで作られており、用途は主に版画や絵画の用紙として、また古版本の見返し紙や修復用として用いられている。 パリから南西に約450キロ、TGV(フランスの新幹線)で約3時間の所にAngoulume(オングレム)という小さな町がある。もう1時間走ると、ワインで有名なボルドー地方である。 Moulin du Verger. www.moulinduverger.com
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■ Moulin du Verger(紙漉き場) |
■ 紙の原料を作るジャック先生<Jacques Brejoux 氏>
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■ 紙を漉く | ■ 紙をつるして乾燥 |
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